マルコ・ポーロ

マルコ・ポーロ(Marco Polo)は、ヴェネツィア共和国の商人であり旅行家である。『東方見聞録』を口述したことが有名で、『東方見聞録』自体はイタリア人小説家であるルスティケロ・ダ・ピサが書いたものである。ルスティケロとは牢獄の中で知り合い、17年間元に仕えたことなどを口述した。中国語は話せなかったと言うが、3年間揚州で行政官として務めていた頃などに中国各地を巡り見聞きしたことをルスティケロに口述し、4冊の本となったのである。しかし、マルコの言っている事は信じてもらえないこともあり、ヨーロッパの人々から嘘つき扱いをされたこともあったようだ。それでも、事細かに記されたこの本により、当時のヨーロッパ人のアジアに対するイメージを変える貴重な資料として扱われることもあった。