ドイツ騎士団
ドイツ騎士団とは、騎士修道会の一つでローマ・カトリック教会の公認の団体を指す。エルサレムのドイツ人の聖母マリア病院修道会が前身で、第3回十字軍の戦士たちを保護するために設立された。1199年にローマ教皇インノケンティウス3世によってドイツ騎士団は騎士修道会として公認。ドイツ騎士団は本拠地をマリエンブルクに置き、西ヨーロッパに穀物を輸出するなどして貿易都市として発展を遂げた。しかし、支配下にあった都市の一つのエルビンクの住民はドイツ騎士団による支配を歓迎しておらず、タンネンベルクの戦いでドイツ騎士団が敗戦したことをきっかけに、エルビンクはポーランド王国に加盟することになった。そして、15世紀に入るとポーランド・リトアニア連合の脅威に晒され、騎士団総長はポーランド王の臣下となったのである。その後、ドイツ騎士団は世俗的な領土を失い、ハプスブルク家の後援も断たれたが現在も存続している。