十字軍
十字軍とは、中世に西欧のキリスト教諸侯が、イスラム教諸国から聖地エルサレムを奪還することを目的に派遣した遠征軍のことを指す。この遠征は約200年間に渡って行われ、1095年に東ローマ帝国がセルジューク朝にアナトリア半島を占領されたことがきっかけで、皇帝アレクシオス1世コムネノスがローマ教皇に救援を依頼したことから始まった。合計8回の遠征が200年の間に行なわれ、第1回は1096年~1099年、第2回は1147年~1148年、第3回は1189年~1192年、第4回は1202年~1204年、第5回は1218年~1221年、第6回は1228年~1229年、第7回は1248年~1249年、第8回は1270年となっている。十字軍は、キリスト教圏の諸侯からなる軍隊で、キリストの十字架から名前が由来しているが、実際は巡礼者、軍人の妻、子供、娼婦など様々で、騎士はそれらの人たちを守る形となったようだ。そのため、戦闘にはあまり役立たずに足を引っ張ることも多々あったようだ。多くの犠牲者や死者を出したことに違いはなく、2000年に教皇ヨハネ・パウロ2世は十字軍について謝罪した。