サラエボ事件
サラエボ事件は、1914年にオーストリア・ハンガリー帝国の皇太子夫妻がサラエボで暗殺された事件。当時オーストリア領であったサラエボを視察していたところを、セルビア人の青年プリンツィプに暗殺されるのだが、その青年は軍将校を中心とした秘密組織からピストルと爆弾を受け取っていたのだと言う。セルビア系ボスニア人は、オーストリア領に併合されていることに反発し、南スラヴ諸国への統合を望んでいたことから、セルビア政府の関与が疑われたのである。暗殺犯は7人いたと言われ、皆、武器に不慣れな者だったと言う。そのため、偶然が重なり暗殺に成功したらしい。数名の暗殺者が作戦に失敗し、道を誤りUターンしている大公の車を発見したプリンツィプが、大公と妃ゾフィーへの発砲に成功したのだ。直後、プリンツィプは服毒しピストルで自殺を試みるも、毒は吐き出してしまい、ピストルは手からもぎ取られて失敗に終わった。この事件をきっかけとして第一次世界大戦が勃発した。