ムハンマド

ムハンマド(Muhammad)は、イスラム教の開祖でありマホメットとも呼ばれ、アッラーの預言者である。正式名称はムハンマド・イブン=アブドゥッラーフ・イブン=アブドゥルムッタリブ(Muhammad ibn `Abd Allāh ibn `Abd al-Muttalib)。西暦570年ごろアラビア半島のメッカでクライシュ族のハーシム家に生まれ、25歳の時に商人として認められ、富裕な未亡人ハディージャと結婚。15歳年上の妻との間に2男4女をもうけるが、男子は2人とも成人せずに死んでしまった。西暦610年ごろ、マッカ郊外のヒラー山で瞑想中に大天使ジブリールから唯一神であるアッラーフの啓示を受けたのをきっかけに、預言者としての自覚に目覚め、周囲に布教を始めた。一般に広がると警戒・迫害を受けるようになり、メッカを離れメディナに移住する。そして信徒による共同体を組織し、イスラム教の確立に努めた。