ジャンヌ・ダルク
ジャンヌ・ダルク(仏/Jehanne Darc・Jeanne d'Arc , 英/Joan of Arc)は、15世紀の百年戦争で活躍した悲劇の少女戦士である。カトリック教会の聖女であり、「オルレアンの乙女」とも呼ばれるフランスの国民的英雄である。ジャンヌは聖女カトリーヌとマルグリット、大天使ミカエルの声を聞いたという。そのお告げを受けて戦場で戦い、フランスを救う行動を起こす。オルレアンの兵隊たちの包囲網を解き、シャルル7世は正式なフランス国王となった。その後、ジャンヌは次第に宮廷内で孤立。ブルゴーニュ軍に捕えられ、異端審問裁判にかけられてしまう。60名を超える聖職者たちが裁判に携わるが異端者として教会から破門され、イングランド軍から即時死刑を宣告される。そして火刑に処された。キリスト教徒にとって火刑は最も残虐な刑罰方法であった。それは、「最後の審判」の際に復活すべき体がなくなってしまうからという理由で、キリスト教徒は土葬を望んだのである。