世界史未履修問題

世界史未履修問題(せかいしみしゅうがくもんだい)は、2006年に報道機関や文部科学省の調査により明らかにされた必履修とされている「世界史」を実際には履修させていなかった高校が複数あったという問題である。一部の調査では、未履修問題を抱える学校は全国で400校であるという。これは、「世界史」が大学受験にあまり関係ないものであったため、大学受験に関わる数学や英語とすり替えて授業を行っていたという実態が明らかになったのである。報道機関などにとり正され、卒業に必要な必修科目の単位不足が発覚し、慌てて補修を行った学校も多かった。それは私立高校に多く見られ、悪質な学校では修学旅行を「世界史」の変わりにするなど、ひどい様であった。また、私立中学でも同じような傾向が見られ、大学受験にだけ対応させる学校の体制が批判された。しかし、教育委員会も問題が明るみに出ると調査はしたものの、学校側の意見を鵜呑みにし、明らかに誤魔化している学校の言い分でさえ信用し、問題を大きくしないようにしているのが見え見えで、報道機関や世間のバッシングを受けた。